既製品レビューNo.001
ウサギとハリネズミ

 


記念すべきドイツ年間ゲーム大賞の第1回受賞作品でございます!歴史はここから始まったのです!!
昔のドイツゲーらしく、見てわかるようにすごろくっぽいゲームです。でもただのすごろくじゃありませんよ。もちろん。年間1位ゲーをただのすごろくと舐めてかかってはいけません。
このゲームが普通のすごろくと一番大きく違う点は、なんと!サイコロを全く使わないのです!!
というわけでそもそもこのゲームの箱の中にもサイコロは1個も入っていません。

☆レビューby.レイ
プレイヤー/ ケンタロー(橙)、M氏(黄)、レイ(灰)



さぁ、尋常にスタート!真ん中付近に水色の旗がたっているところがすごろくのスタート地点です。

今、1番手のケンタロー氏(オレンジ)が颯爽とスタートしました。サイコロを使わずに2マス進みました。サイコロなくてどうやって進んだかって?!

皆手札としてニンジンカードを持っているのです。このニンジンカードを使うことによって自分で進むマスをコントロールできるようになっているのが最大の特徴。画像上の方にリストが見えますでしょうか。これに、何枚のニンジンを使うと何マス進むかが書かれています。例えば1マス進むなら1ニンジン。2マスなら3ニンジン。3マスなら6ニンジン。一気にたくさん進むと消費量が増えていきます。10マス進むなら55ニンジン(笑)。


進むマス数を自分でコントロールできるので、自分の好きな戦法がとれます。
黄色のM氏はまるでサイレンススズカのように逃げまくります。まぁニンジン使って進むって言っても馬じゃなくてウサギなんだけどさ。
一方のグレー駒の私(レイ)は後方待機。オグリキャップです。現代風に言うならディープインパクトか。しつこいですけどウサギです。

もちろん進んでいくとニンジンがいずれなくなっていきますので、補充しなくてはなりません。大まかに言えば、補充できるチャンスのあるマスは3種類。数字が書かれているマスと、ニンジンが書かれているマスと、ハリネズミが書かれているマスです。
ただ、この中のメインはハリネズミ。他の数字マスとニンジンマスは不確定だったりもらえる量がみみっちかったりします。やり方次第で莫大なニンジンが入手できるのはハリネズミのみ。
うまく進むマスをコントロールしつつ、ニンジンを食ってはハリネズミに助けを乞うことになります。





画像下にウサギのマークのカードがあるのがわかるでしょうか。これはウサギのマスにとまった時にひけるチャンスカードです。
ただ、先に言ってしまうとこれははっきり言ってオマケです。なきゃないで味気なくなるかもしれませんが、きっと誰も一度も引かずにゲームを終えてしまうこともあるでしょう。ていうのが、悪い効果も入っているってとこ。つまりギャンブルなんですな。ちなみに、桃鉄でデビルカードやらの悪いカードを引く確率とかの話じゃありません。感覚的には半分くらいはあまり良い効果を得られません。説明書には、半分よりちょっと良い方が多い、なんて書かれてますが、プレイした3人とも「もう絶対ウサギには止まらない!!」と後悔の念を口にしました。そういうレイも最序盤にウサギにとまったところ、「ニンジンを半分捨てる」とかハンパじゃないパワーカードを誇るキングデビルにぶち当たり悶絶ものでした。オグリキャップがどうとかっていうか、もうニンジンのやり繰りに困り始めていたのですわ。




ゲームも中盤過ぎになりました。
ケンタロー氏もしっかりチャンスカードもといデビルカードに苦しめられ、中々歩みが進まない。
レイの手札はその時こんな感じ。
58ニンジンとレタスが2枚。
58ニンジンっていうと初期手札より少し少ないくらいで、ゴールする時には1位なら10ニンジン以下にしておかないといけないルールがあるので全然こんなもんでいいって感じ。ニンジンを余らせ過ぎてもいけないのです。

んで気になるこのレタス。うむ、シーザードレッシングなどにあいそうな非常にうまそうなレタスでござる。ウサギくんは草食なのでニンジンだけでなくレタスもムシャムシャやってくれるんだが…、

このレタスもやはり悪いカードです。

これは途中で引くものではなく皆ゲーム開始時に3つ持たされるもので、全部食ってからじゃないとゴールできないのです。ちなみにレタスを食うことができるマスはボード上にたったの4カ所しかない。ということは…




そうこうしているうちにM氏は無事にゴール。
途中、後続に交わされることもほとんどなく逃げ切り勝ち。システム上、逃げ戦法はニンジンが手に入りにくいため難しいはずなのにあっさり勝たれてしまいました。まぁそれもこれもキングデビ(ry

さてレイは、モモ・ベリア・デビルークが大切に育て上げた「悪魔のレタス」をこの終盤にあと2つも闇に葬りさらねばならない。
ケンタロー氏も同じくレタスをまだ残していた…!
今オレンジが止まっているマスと、グレーが止まっているマスは両方とも数少ないレタスを食うことができるマス
オレはここで最後のレタスを食った!
この小柄なウサギがあんなでかいレタスを3個を食うなんて…とか言わないで欲しい。
その前に既にニンジンを軽く100個はたいらげている。ギャル曽根もビックリだ。

長く長い道のりをかけてレイも2着でゴールイン。こんだけマス目離されてるケンタロー氏だけど、実は1ターンの差でした。何故なら大量のニンジンつぎこめば一気に11マスだって進めますからね。
それにしても55ニンジンも消費して10マス進むって燃費悪すぎじゃね?もしかしたら1マス1日とかで3か月くらいの攻防をやっていたのかも。何しろこの「ウサギとハリネズミ」っていうのはグリム童話からモチーフでつくられたゲーム。日本で言うところの「ウサギとカメ」の話に近いらしい…。
今調べてみたところ、近いちゃ近いけどちょっと違うお話。これはこれで面白い。気になる方はググってみよう。ただ、このゲームにそのハリネズミの勝ち方とかお話そのものが反映されてるかっていうと、

それはひどく疑問である。

プレイ履歴

  • 2016年07月02日記念すべき初プレイ!3人プレイでレイは2着。チャンスカードにあまり振り回されなかったM氏が逃げ切り勝ち!
    初めてでちょっと味気ないプレイになってしまったのか思ったより盛り上がらなかった。あと3人っていうのがあまりよろしくないと思われる。2人か4人以上の方が面白いはず。
    ゲーム評価点:55点(レイ)
  • 20xx年xx月xx日更新情報が入ります ラベル
  • 20xx年xx月xx日更新情報が入ります ラベル
  • 20xx年xx月xx日更新情報が入ります ラベル
  • 20xx年xx月xx日更新情報が入ります ラベル

ゲーム傾向

評価点平均:55点

難易度:★☆☆☆☆
頭脳度:★★☆☆☆
心理度:★★☆☆☆
重厚度:★☆☆☆☆
興奮度:★★☆☆☆

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